Sunday, January 5, 2014

<ゴルフ>左手故障の松山「米ツアー優勝目指して頑張る」



 男子ゴルフの昨季国内ツアー賞金王の松山英樹が3日、東京・羽田空港で4日未明の渡米を前に記者会見し、「米ツアーでの優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。

 松山は9日開幕のソニー・オープン(米ハワイ)に出場予定。左手親指の付け根を痛めた影響で約1カ月間、練習から遠ざかるなどコンディション不安を抱えるが、松山は「いま無理してもしょうがない。練習できる体に戻すことが大事」と米ツアー復帰に焦りはない。

 会見で松山は先月27日に届いた4月のマスターズ・トーナメントの招待状を披露。アマ時代を含め3度目の出場となる松山は「目標としてきたものが届きうれしい。しっかり調整していきたい」と語った。【佐藤則夫】

女子ゴルフ界を賑わせた3人娘、14年シーズンは…



女子ゴルフ界を賑わせた3人娘、14年シーズンは…
リゾートトラストレディースで優勝した比嘉真美子。今季2勝を挙げて新人賞を獲得。来季は飛躍を期して“賞金女王”を口にした(写真:産経新聞)
 2013年シーズンで4年ぶりに日本人選手として、森田理香子(23)が賞金女王を奪取した女子ゴルフツアー。最終戦のLPGAリコー杯では、森田と28歳の横峯さくらが賞金女王争いを演じ、テレビの平均視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)は7.8%と前年を4.3ポイントも上回る沸騰ぶりを示した。14年の国内試合数が前年より1試合減って22試合と苦境にあえぐ男子ツアーをよそに、女子は1試合増加の37試合となり、賞金総額も32億5000万円と過去最高を記録した。その隆盛を支えるには自らの活躍が不可欠とばかりに、森田、横峯は14年シーズンの活躍を誓う。そして、ツアー2勝を挙げて新人賞を手にした比嘉真美子(19)は「賞金女王」と高い目標に向かって精進することを誓う。

 ■人間的に成長したい

 史上4位となる23歳327日の若さで賞金女王の座を射止めた森田。国内外で62勝を挙げ、米女子ツアーで外国人として初めて賞金女王となった岡本綾子プロに師事しメキメキと頭角を現してきた。それだけに師匠の言葉には真摯に耳を傾け、「人間力を高めてほしい」との望みに「ゴルフ以外でも周りの人に気を使えるようになりたい」と成長を口にする。

 「これからが勝負。来年落ちちゃったら駄目なので」と十分に認識する。13年シーズンの部門別データでは、平均パット数が12位、パーオンしないホールでパー以上の良いスコアの獲得率を示すリカバリー率は36位と前年の22位から低下。自然と課題が浮き彫りになっている。そのために「平均パットだとか、未熟な部分がたくさんあり、やらなきゃいけないことはたくさんある」と話す。特に「パットが決まっていれば、もっと上に行けたと思う。さらに上を目指すとすれば、アイアンショットの精度を上げていかないと通用しない」と肝に銘じる。

 プロ選手の中には、海外志向の選手もあるいるが、森田は「今はない。試合数は多いし、日本が好き。目標は1番になることです」ときっぱり。ただ海外メジャーには「挑戦してみたい」と経験を糧に成長を期す。

 ■充実した1年

 約2年ぶりの優勝を契機に計4勝を挙げて、年間最優秀選手に輝いた横峯。優勝するまでの2年間に「(再び)優勝できるのかなと不安があった」そうだが、その後に「ポンポンと優勝できて最終的に賞金女王争いができ、賞までもらえて充実した1年になった」と振り返った。

 年間最優秀賞の副賞にベンツが贈呈された。「ベンツを頂けるのは知っていたので、それを励みに頑張りたいとやっていた」そうだ。それだけに「賞金女王にはなれなかったが、終わってみれば、最後まで頑張れば報われると感じた」と改めて精神的な充実の重要性を認識した。14年シーズンに賞金女王争いができるかといえば「違うので、自分のペースで成績を残したい」と話す。

松山がマスターズ招待状を披露!「しっかり調整していきたい」



松山がマスターズ招待状を披露!「しっかり調整していきたい」
レクサスに続き、ANAが松山のスポンサーに!
9日(木)より開幕する米国男子ツアー「ソニー・オープン・イン・ハワイ」に出場する松山英樹がハワイに出発する3日(金)に合わせ、羽田空港にてANAとのスポンサー契約締結会見を行った。

 ANAの常務取締役執行役員、西村健氏はメジャー制覇を目標に掲げる松山と「一緒に戦っていきたい。最高のコンディションで戦ってもらうためにお手伝いできれば」とコメント。国内外での渡航時の輸送協力をはじめとしたバックアップを約束した。日本を代表する航空会社との契約に松山も「心強いです」と白い歯を見せた。

 また会見では先月27日に届いたマスターズへの招待状も報道陣に披露された。「目標としていたので嬉しい。3回目なので特別な気持ちはないけど、しっかり調整していきたい」と意気込みを語った。

 心配される左手の状態は「だいぶ良くなっている」そうだが、完治には程遠い状況で、まだ満足な練習などはできていない模様だ。「ソニー・オープン」には予定通り出場する予定だそうだが、「ここでムリをしてもしょうがない」とケガの状況を見極め、場合によっては欠場もありそうだ。

 「まず練習できる身体を作っていきたい」、寒い日本を離れ明日から南国ハワイでトレーニングをメインに調整する松山。「ソニー・オープン」後も中旬まではハワイに残り、調整を重ねる予定となっている。

松山英樹がハワイへ出国 「マスターズ」招待状も披露



松山英樹がハワイへ出国 「マスターズ」招待状も披露
出国会見で、3度目の出場となる「マスターズ」招待状をお披露目した松山英樹
来週9日(木)に開幕する米国男子ツアー「ソニーオープンinハワイ」(米国ハワイ州/ワイアラエCC)で2014年初戦を迎える松山英樹が3日、出国を前に羽田空港で会見を行った。


米ツアーの2013-14年シーズンは昨年10月に開幕しており、松山はすでに3試合に参戦。背中痛により途中棄権した昨年11月「WGC HSBCチャンピオンズ」以来、約2ヶ月ぶりに主戦場へと復帰する。

気にかかるのは、昨年末に痛めた左手親指(左母指手根中手関節炎)の状態。11月末「カシオワールドオープン」では痛みに耐えながらも優勝して国内ツアーの賞金王戴冠を決めたが、以降は症状が回復しないまま「ゴルフ日本シリーズJTカップ」、「3ツアーズ」、「ザ・ロイヤルトロフィ」と、国内外の3試合を欠場。復帰の見通しは、なかなか立たなかった。

出国を直前に控えても、現状を説明する松山の表情は曇りがちだった。「クラブは時々握っているけど、フルショットをしていないので(状態は)分かりません。痛かったり、痛くなかったりです」と、今も残る痛みと相談しながら、手探りの状態が続いている。「カシオワールドオープン」から約1ヶ月間はラウンドも控え、病院で「いろいろな治療を受けている」ものの、まだ万全からは程遠い位置にいる。

「練習をしていないし、ソニーでもそんなに良い成績は望めないと思う。今は無理をしてもしょうがないと思うし、良くなってきた時に成績を出せるようにしたい。しっかりと練習できる体に戻すことが大事だと思っています」。今は目先の成績ではなく、その先を見据えたケガの治癒と、体力作りをメインに捉えている。「ソニーオープン」翌週の「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」はスキップし、そのままハワイに残り合宿を予定。今月30日開幕の「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」から再び参戦する見込みだ。

不安を抱く中で迎える渡米となるが、昨年末にようやく届いた自身3通目の「マスターズ」招待状を手にした時ばかりは、表情をパッと華やかせた。「やっぱり、目標としていたものが届いたので、すごく嬉しかった。今はゼロの状態だけど、4月までに練習できる体を作って、気持ちだけじゃなく体もついていけるように頑張りたいです」と力をこめた。

この日の会見で、1月1日付けでのスポンサー契約締結が発表されたANA(全日本空輸)便で、1年を通じて戦う新天地へと旅立つ。(東京都大田区/塚田達也)

松山英樹 マスターズの招待状が届いたが「練習できる体作りから」



松山英樹 マスターズの招待状が届いたが「練習できる体作りから」
渡米前に笑顔で会見に登場した松山英樹 写真・村上航
 米ツアーのソニーオープン・イン・ハワイ(1月9~12日、米国ハワイ州・ワイアラエCC)に出場する松山英樹が3日、羽田空港から渡米。出発直前にはANAとスポンサー契約の締結、マスターズ(4月10~13日、米国ジョージア州・オーガスタナショナルGC)の招待状が届いたことを発表した。


「米ツアーに参戦するにあたり、移動距離が長くなりますが、全面的にサポートをしていただけるということで心強いし、うれしく思っています」

 米国は東西6000キロと広大な土地。米ツアーを転戦する移動だけでも疲労が蓄積する。今回の契約でANAは、提携するスターアライアンスグループを含めて、空路に関する手配を行うという。昨年末はトヨタ自動車の高級ブランド「レクサス」と所属契約を結び、陸路に続き、空路でも松山の世界挑戦を全面支援するスポンサーが決まった。
松山英樹 マスターズの招待状が届いたが「練習できる体作りから」
正式なマスターズ招待状を披露した松山英樹 写真・村上航
 また、昨年12月27日には、年末時点のワールドランキング50位以内の資格で出場権を獲得したマスターズの招待状が手元に届き、開封した。

「目標としていたものが届いてうれしい。3回目なので、特別な気持ちはなく、あと4カ月、しっかり調整していきたいです」

 メジャー第1戦の招待状を手に気持ちを引き締めたが、昨シーズン終盤に痛めた左手親指の関節炎が完治していない不安材料はある。

「ケガが治っていないので、年末年始は実家でゆっくりしていました。ラウンドはしていませんし、クラブも時々握っているぐらいで、フルショットはしていません。それでも痛かったり、痛くなかったりという状態です。今は無理をしてもしょうがないし、1カ月まともに練習していないので、結果を求める段階でもありません。ゼロからの状態なので、早く練習できる体を作って、調子を上げていきたいです」

 温暖の地、ハワイでは、トレーニングをしながらボールを打ち、状態を上げるという。

 シード権の確定、米ツアーの優勝、メジャー優勝を目標に掲げる松山。4月のマスターズに向けてゼロからの出発となる。